みんなした苦労
ずい分前、ホントに前に「一杯のかけそば」という物語が流行ったことがある。
まあ内容は何のことはない、お金が無い親子が一杯のかけそばを分け合って食べる・・・という、言ってしまえば「ただそれだけ」の物語。個人的には良いハナシだと思う。
これが流行っていた当時、同じようにウチのおかんは「ええハナシやと思う。ただ、それぐらいの苦労はみんなしてきた・・・」と言っていた。
それは事実だと思う。終戦前後に生まれたワタシたちの親の世代は、カナリの苦労をしてきたと思う。
ワタシも同じ世代で比べると、ワリと苦労をした方だと思う。
ただ、ワタシも含めてかつて関西と淡路に住んでいた、あるいは今も住んでいる人間は、人類史上最大級という苦労を経験した。
そう、関西→阪神淡路大震災である・・・。
ホントに、あの地震はすごかった。
モチロン、多数の方がお亡くなりになり、「死ぬような」思いをした方も沢山居られる。
しかし、それを乗り越え、何ごとも無かったかのように笑っている人たちがいる。ただ、「何ごとも無かった」ワケはないのだ。
生きていくためには、乗り越えるしかないのだ。
今この国は、不況の真っ最中。新聞を見れば、赤字やリストラの記事ばかり。
こういう状況に陥り、有効な対策を打てない原因の一つに、日本の「舵取り」を任されている人達が「みんなした苦労」を経験していないからでは?と思う。
二世議員のお坊ちゃまが連続して首相になり、その立場を投げ出し今の首相もまあお坊ちゃま。
恐らく、「明日のご飯はどうしよう・・・?」と思った経験は無いだろう。
イヤ別に、ご飯の心配をしたことがあるから良いとか、二世議員がダメとか言うレヴェルではなく・・・。
やっぱり、ある程度の修羅場を潜った経験が無いと、修羅場での判断は出来ないのでは?と思う。
とは言え、「国民以上の大統領は出ない」というのもまた事実だと思うが。
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