プライド
人間が罪を犯す原因となる感情や欲望を、キリスト教では七つに分類している。
イワユル、「七つの大罪」。
その七つとは、
嫉妬(エンヴィー)
憤怒(ラース)
怠惰(スロウス)
強欲(グリード)
暴食(グラトニー)
色欲(ラスト)
・・・そして、傲慢(プライド)。
このように、キリスト教ではあまりイイ扱いを受けているとは言えない、「プライド」ではあるがワタシは好きな言葉である。(ワタシ自身は無神論者ですが・・・)(^-^;
ワタシの職業は「技術職」である。
最近は、若者の理系離れを見ても分かるように、あまり人気があるとは言えない職種ではあるが見方によっては、かなり高い「プライド」が持てる職業であるように思う。
それは、このブログでも何度か書いているが、唯一「無から有を創りだすことができる職業」というコトがひとつ。ちなみにココで定義する「技術」とは、機械や電気あるいは建設などの分野にとどまらず、農業や林業そして漁業なども含まれる。
そう、ワタシたち技術者は無から有を創りだすことができるただひとつの職業なのだ。
しかし、社会的な地位が高い(と言われている)職業は他にも存在する。
例えば「医師」。
この職種は、専門的な知識を駆使して病気やケガの治療を行う。ただ見方を変えると、彼らは病気やケガそのものを無くすことはできない。
彼らが行っているコトは、「既に発生した病気やケガ」の対応でしかない。
他には、「弁護士」。
ご存知の通り、司法試験に合格して専門的な法律知識を備える人たち。彼らは、刑事・民事を問わずあらゆる「モメゴト」を仲裁してその双方を収めることができる。
ただこれも、「すでに発生したモメゴト」の対応でしかない。
事前に、犯罪やモメゴトそのものを無くすことができる弁護士は存在しない。
それに、その原因そのものを無くしてしまうと、彼らはメシを食って行けない。
しかし、ワタシたち技術者は違う。
確かに、様々な分野で技術的な問題は山のように存在するし、解決していない問題もイロイロある。
それに対してワタシたち技術者は、何か問題があるとその対応だけでなく根本原因そのものを無くそうとする対処を考える。
例えば、省力化が求められているのであれば、単に人を減らすということではなく「その作業そのものを無くすことはできないか?」という視点で考える。
その結果が、自分たちの存在意義を脅かすことになっても・・・である。
正に、神の如く崇高な意思が必要とされる職業なのだ。
(言いすぎですか?まあ許して下さい)
そーそー、「プライド」と言えば今井美樹さんのヒット曲ですよね?
実はワタシ今井美樹さんとは同じ歳。
一緒にインターハイにも出てます・・・。(^-^;
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コメント
私も技術者の端くれですが「神の如く崇高な意思が必要」な職業だったのですネ (笑)
そういえば「もっといい方法はないものか?」などと仕事中に考えていると(考えすぎて)「崇高な境地」になるときがありますがこれってもしかして「神の境地」だったりして・・・ (笑)
無から有を作り出すといえば聞こえがよさそうですが先輩諸氏が作り上げた技術を模倣しているに過ぎないのかも知れませんネ。
確かに医者や弁護士は既成事実の解決でメシを食っているのでしょうが、その既成事実の根源は‘人間’であり、一番厄介な相手のような気がします。
投稿: 1118 | 2009年7月 4日 (土) 23時47分
まあ最近は技術の世界に限らず、あんまり景気が良いハナシがないので、たまにはこれぐらい大きなことを書いてみてもいいかな・・・と。(^-^;
これぐらいの勢いで頑張りましょうよ、という感じです。
「人間が一番厄介な相手」というのは同感です。
そして設備屋の立場から(誤解を恐れずに言いますと)、人間ほど優秀な自動化設備はありません・・。
投稿: Bちゃん | 2009年7月 5日 (日) 08時29分